「婚活マッチングアプリだと思ってダウンロードしたら、なんか違ったみたい」
「アプリ名だけじゃ婚活・恋活・出会い系のどれなのか全然わからない!」
最近は、そんな声も多く聞こえてきます。
確かに、今は数多くのマッチングアプリがリリースされていて、似たような広告を出していますので、どれが恋活向きで婚活向きなのかわかりにくいですよね。しかも、最近は出会い系のアプリも増えてきたため、ますます混乱してしまいます。
そこで今回は、初心者でもできる!婚活・恋活・出会い系のアプリの見分け方のポイントをご紹介していきたいと思います!
目次
婚活マッチングアプリの見分け方
結婚相手を探している人が一番使いたいのは、婚活マッチングアプリですよね。真剣に結婚を考える人が多く登録していますので、効率のいい婚活ができます。
婚活マッチングアプリを見分けるポイントは以下の通りです。
「結婚」「婚活」の文字がある・成婚実績を発表している
※画像引用元:Google Play
婚活マッチングアプリの広告には、ほぼ必ず「結婚」や「婚活」の文字が入っています。上はブライダルネットの広告ですが、「結婚」も「婚活」も入っている上、「成婚実績」も載っていますね。
成婚実績を公表しているのも、そのアプリが婚活向きであることの証拠です。
女性も有料である
「結婚」や「婚活」の宣伝文句は、恋活アプリでもうたっているところが多いため、これだけでは婚活マッチングアプリであるとは言い切れません。そこで、もう1つぜひチェックしてほしいのが「料金体系」です。
恋活アプリは男性のみ有料になっていることが圧倒的に多いのに対し、婚活マッチングアプリは男女とも有料のところが多く見られます。つまり、女性もお金がかかるアプリは、高確率で「婚活専用」です!
もっとも、「Omiai」や「マリッシュ」のように女性無料のアプリの中にも、婚活向きのものはあるのですが、女性有料のアプリのほうが全体的に会員の結婚真剣度が高いことは間違いありません。

特に男性が無料のものは100%出会い系アプリになりますので、婚活&恋活目的の人は絶対に使わないようにしてください!

プロフィールに「結婚観」に関する項目が多い
マッチングアプリをダウンロードしたら、ぜひ確認したいのがプロフィール項目です。
婚活専用のアプリの場合、ほぼ必ず「結婚観」に関する項目が充実しています。たとえば、以下は「ユーブライド」のプロフィール項目の一部です。
※ユーブライドのプロフィール設定画面をキャプチャ
結婚後の生活に関するさまざまな項目が並んでいますが、このようなアプリは高確率で婚活向きといえるでしょう。
逆に、結婚に関する項目がほとんどないアプリは、婚活目的での利用に向いていない可能性があります。
恋活マッチングアプリの見分け方
恋活マッチングアプリとは、主に彼氏や彼女を探すためのアプリです。
もちろん、恋愛から結婚に発展することはありますので、恋活アプリでも結果的に結婚できる場合も多いのですが、基本的には結婚相手ではなく恋人を探すためのアプリとなります。
宣伝文句に「恋活」「恋人」の文字が入っている
婚活マッチングアプリの宣伝文句に「結婚」「婚活」の文字が入っているのに対し、恋活アプリでは「恋活」や「恋人」の文字が入っていることが多いです。
※画像引用元:Google Play
こちらは、大人気の「ペアーズ」の広告ですが、「恋活」と「婚活」どちらの文字も入っていますね。婚活専用のアプリの場合、「恋活」の文字は入らないことが多いため、これだけで「恋活向きのアプリなんだな」と予想できるのです。
同じく「彼氏」や「彼女」などの文字がある場合も、恋活アプリの可能性が大です。
女性は無料・男性のみ有料
恋活アプリは、その多くが「男性のみ有料」です。アプリによっては、女性向けの有料オプションを用意するところもありますが(ペアーズの「レディースオプション」など)、基本的に女性はお金をかけずにすべての機能を使えます。
恋活アプリは、その性質上どうしても男性会員のほうが圧倒的に多く集まりがちです。そこで、女性は無料で利用できるようにして、少しでも多くの女性に登録してもらおうとするアプリが多いのです。
「東カレデート」や「Dine」のようなデートアプリの中には、「男女どちらかが有料会員になっていればOK」というシステムのところもありますが、その場合も通常は男性のほうが有料登録していますので、女性は実質無料で利用できます。
身分証明書以外の書類は提出できない
国内のきちんとしたマッチングアプリであれば、恋活向きでも婚活向きでも必ず18歳以上であることの年齢証明が必要ですので、そのための身分証明書の提出が必須となっています。
婚活マッチングアプリの場合、さらに任意で「独身証明書」や「年収証明書」などを提出できるところも多いのですが、恋活アプリでは基本的に年齢確認のみです。婚活と違って、恋活ではそれ以上の確認は特に必要ないからでしょう。
ですので、そのアプリで提出できる証明書類もぜひチェックすることをおすすめします。
出会い系サイトのアプリの見分け方
最近のマッチングアプリ業界には、婚活向き・恋活向きに加えてもう1つ「出会い系」も加わっています。要は、出会い系サイトのアプリバージョンですね。
アプリは規制が厳しいため、ブラウザ版と違ってアダルト系のコンテンツは基本的にないのですが、やはり軽い出会いを求める人が多いです。婚活目的の人には向いていませんので、見分け方をしっかり覚えておきましょう!
「即会い」の掲示板機能がある
出会い系といえば、掲示板がメインです。ブラウザ版と比べて縮小されてはいますが、アプリ版にもやはりあります。特に「今から会える人いませんか?」というような、即会い希望の書き込みが多いです。
たとえば以下は、老舗の出会い系サイト「PCMAX」のアプリの広告です。
※画像引用元:Google Play
このような掲示板は出会い系ならではのコンテンツですので、見分ける重要な目安となります。
マッチングしなくてもメッセージを送れる
恋活にしろ婚活にしろ、いわゆる「マッチングアプリ」はその名の通り、マッチングしなければ相手にメッセージを送れません。
一方、出会い系アプリでは、マッチング不要で気になる異性にメッセージを送ることが可能です。たとえば以下は、PCMAXでランダムに選んだ男性のプロフィール画面ですが、「メッセージを送る」というボタンがありますね。
※PCMAXのアプリ画面をキャプチャ
このように、出会い系では基本的にマッチング不要でメッセージ交換ができる点が特徴ですので、ぜひ覚えておきましょう。
LINE掲示板も出会い系なので危険!
アプリという形態をとっていないものもありますが、LINE掲示板というものが横行しており、私たちが知っているLINEとは一切関係ない個人や業者が、「LINE掲示板」として、ブラウザ版やアプリ版などでたくさん見られます。
これはIDやQRコードを交換しあうもので、サクラや業者が圧倒的に多く、犯罪まがいのものもありますので、絶対に利用しないようにしましょう!

料金はポイント制(男性のみ有料)
出会い系アプリは、料金システムも独特です。
マッチングアプリの場合、月3,000~4,000円の定額制となっていますが、出会い系では「ポイント制」となっています。1ポイント10円前後です。
その購入したポイントを使って、アプリ内の機能を利用します。たとえば「1人のプロフィールを見るのに1pt」「メッセージ送信は1通ごとに5pt」という感じです。
また、ポイントを購入しなくてはいけないのは男性だけで、女性は完全無料であることも大きな特徴です。恋活マッチングアプリと同じく、そうしないと女性会員の数が不足して、男性だらけになってしまうからですね。
このように、料金が従量課金のポイント制になっているアプリは、出会い系と考えてまず間違いないと思います。
ちなみに出会い系アプリは会員にポイントを使ってもらえばもらうほど運営会社が儲かりますので、サクラや業者が多数紛れ込んでいることも特徴的です。
婚活・恋活・出会い系アプリの見分け方まとめ
アプリの基本的な見分け方をわかりやすくまとめてみました。
婚活アプリ | 恋活アプリ | 出会い系アプリ | |
---|---|---|---|
宣伝文句 | 「結婚」「婚活」 | 「恋人」「恋活」 | 「出会い」「デート」「恋活」 |
料金システム | 男女とも有料 (月定額制) | 男性のみ有料 (月定額制) | 男性のみ有料 (ポイント制) |
提出書類 | 身分証明書の他に、任意で独身証明書や年収証明書を出せる | 身分証明書のみ | 身分証明書のみ |
メッセージ交換前のマッチング | 要 | 要 | 不要 |
掲示板機能 | なし | なし | あり |
本名登録 | 必要なところが多い | 不要 | 不要 |
監視・サポート体制 | ◎ | 〇 | 〇 |
成婚実績の公表 | 〇 | × | × |
基本的に国内のアプリであれば、婚活・恋活・出会い系を問わず18歳以上の年齢確認は必須ですし、24時間365日体制でパトロールも行なっています。
大きく違うのは料金体系やマッチングの有無、掲示板の有無、提出できる書類などです。特に出会い系アプリは、マッチングアプリとシステムがまったく異なりますので、婚活目的の方は間違えて登録しないようにしましょう。
本気で効率のいい婚活がしたい方には、やはり婚活専用のアプリが一番です!
「男女とも有料」であることに加え、「本名の登録が必要かどうか」もぜひ最初に確認してみてください。真剣度の高い婚活マッチングアプリでは、本名登録が必須となっており、年齢確認の際に名前が合っているかどうかもチェックが行なわれます(本人確認)。
以上のポイントに気をつけて、安心して使えるアプリを選びましょう!
